作成するバッチファイルの名前をsample.bat
とします。
sample.bat
でやりたいことは以下の通り。
>sample apple
と入力すると apple.bat が起動する。
>sample orarnge
と入力すると orange.bat を起動し、なおかつoragngeディレクトリへ移動する。
これを実現するのが、以下のsample.bat
です。
%1
は第一引数を表します。if %1==apple
で第一引数の文字列がapple
の場合に、あとに続くコマンドを実行します。
コマンドを複数実行する場合は、()
をつけます。5行目~8行目がそれに当たります。
注意しなければならないのが、ファイルまでのパスは絶対パスでなければならない点です。相対パスだと認識してくれません。
パスはドライブ名から書くようにしましょう。
このバッチファイルを作成して具体的に何がしたかったかというと、vscodeで使用しているルートディレクトリから
- Pythonで開発する際に仮想環境であるvirtualenvを起動
- 対象とするプロジェクトのディレクトリへ移動
これをワンステップで行い、それを実現するためのファイルは一つにまとめたかったのです。
バッチファイルを一つにまとめるためには、コマンドラインから引数を指定して任意の動作を割り振れるようにすればいいと考えてこれに行き着きました。